続 イボGの山

何者にも成れずただ登るのみ

高木山の岩場 20231021

三連休は九州に帰り、唐津付近で釣りをやり、その翌週も能登で釣りをやり、10月初旬は釣り三昧で過ぎていった。

ちなみに釣果はお察しいただきたい。釣れなかったわけではないのだが…

 

そろそろクライミングをやろうと、画策していたのだが金曜に雨が降ってしまい、遠出して濡れてても嫌だしなあとのことで、美濃加茂の高木山の岩場に行ってみることに。

 

岩場に到着すると、見覚えのある車が。挨拶するとやはりがおろ亭のがおろさんである。

 

僕らの行ったことのないひだまりエリアに行かれるとのことで、ご一緒させていただくことに。

 

入り口から岩尾根のエリアへ行く道ではなく右の踏み跡に入っていく。

南稜の取り付き?を通り過ぎ、しばらく踏み跡を進むとひだまりエリアに到着する。

地面は少し濡れているが岩は問題なさそうだ。

 

まずは伍長という5.10aを登る。ボルトは2個だが実質一個。テラスに立てば終わり。ただテラスに立つのは案外怖い。

 

次に、マック軍曹?5.10cに取り付くが全然できない。色々逃げながら登ってなんとかトップアウト。

 

そんなことをやってると現在設定中のルートを登らないかとのお誘いがあったので、ぜひにとのことで登らせてもらう。

カンテ沿いをダイナミックに登れる面白いルートだった。ボルトが打たれればぜひトライしたい。

 

その後、妻のリクエストで「上まで上がりたい」という話をしていると、それなら南稜バットレスのサーカスか伊深時雨が良いだろうとのことで、サーカス5.10aの2ピッチを登ることに。

 

これが素晴らしいルートだった。

1ピッチ目 5.10a

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県道からよく見えるスケールのある壁を登る。ハング越えがなかなか豪快。非常に面白い。

2ピッチ目 5.6

稜線へトップアウト。

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妻が撮った写真だが、わたせせいぞうのイラストのような雲が撮れた。

 

懸垂2ピッチで下降し、これまたがおろさんに勧められた田園の1ピッチ目5.10dを触る。

これは2段ハングを越えていくパワー系の課題で、すでに疲れが出てきてしまった僕にはトップアウトが限界だった。

 

短い時間だったが充実のクライミングだった。

ありがとうございました。