九州からは大旅行である。
上司の粋な計らいで、仕事を早く切り上げて、小倉から新幹線に乗り、翌朝岐阜から車に乗って妻と共に川上村へ。
中央道は至る所で渋滞を起こし、遅々として進まない。途中高速を降りたり、昼飯を食べたりして、結局7時間ほどかけて川上村に到着。
ナナーズに寄ってみると、見覚えのあるフォルムの男性が赤ん坊を抱いている。あれに見えるはKくんではないだろうか。話しかけると奥様と一緒だった。去年の夏も廻り目平キャンプ場で偶然会った。あの時、もうすぐ子供が産まれると言っていたが、着実な時の流れを感じる。
Nさんの奥様もいらっしゃり、世界の狭さを感じる。
廻り目平キャンプ場についた頃には16時前であった。
すでに早朝からきているhrちゃん、wakiさんとその友人のKさんはまだ屋根岩で登っているようだ。
今から追いかけるのもあれなので、キャンプ場の岩を登ることに。マットもないので低めの岩「キャンプ場乙」の課題の完全制覇を目指す。
10級が3本、9級が1本、5級が1本だった思うが、全て登ることができた。5級のトラバースは結構面白い。
↑低すぎて変な人にしか見えない
先発の3人が降りてきて合流。3人は焼肉を食べに行くとのこと、我々は変な時間に昼食を食べたため、あまりお腹が空いておらず、ナナーズで適当なものを買い物して食べることに。
ナナーズに戻ると、Nさん、Hさんなどがいらっしゃった。知っている方ばかりでお祭りにでも来た気分だ。
夜はちょっとした宴会だったが3人は暑さで疲労困憊しており、適当なところで切り上げて就寝。明け方に雨が降りどうしたものかという感じだったが、マラ岩付近へ向かうことに。
Kさんがマラ岩の届け手のひらにトライしたが、人も多いのでさらに上の姉岩付近へ向かうことに。
卒業試験はやはり大盛況で、さらに上に追いやられるように歩くとやっと空いているエリアに到着。
ここでは牛脂ライス5.10b、グラッシオ5.10aを登り、上の姉岩へ移動。この二つはおそらく以前も登ったことがあると思われる。
上の姉岩では、久しぶりにハラペーニョウルトラホットをやったが登れず、ただのトップアウト。
その後、おそらく触ったことのない強火の職人5.10bにもトライ。カムがあると安心とのことだが、カムが必要な箇所は簡単なのでなくても大丈夫だった。ただ、トライ前はちょっと怖い。
その時点で15時くらいだったが、他のメンバーの粋な計らいでKさんと僕はもう少し登らせてもらうことに。
リバーサイドエリアに移動し、ブラックシープを触る。以前登った時は5.9+だったが、その後5.10bになったようだ。実際に登ってみたが、確かにそれくらいが妥当だと思う。
最後にアウトオブバランス5.9を登る。おそらくこれも以前登ったと思うが、なかなか緊張するルートだ。
その日の夜は、今回のメンバーに加え、Iさん夫妻、Eくんの奥さんのEちゃんなどが加わり、さらにhrdさんが参加するという大宴会となった。
翌朝。
前日の予報では午前中から雨が降りそうだったが、午後から降る予報に変わったのでストリームサイドエリアに向かうことに。パートナーがいないというEちゃんとhrdさんを加えたメンバーだ。
何度も登っている星砂に早速トライするもテンションがかかってしまう。
そのあと、ここに来るといつも登る Love or Nothin'を登り、前回触った都忘れにトライしてみることに。Eちゃんは普通に一撃。話には聞いていたがすごいな。
さて、私は2トライほど触ってワンテンまでたどり着いたものの、RPまでの道のりの遠さを感じた。(物理的にも遠い)
Eちゃんがトライしていた不如帰にも触ってみたが、これはかなり厳しい。
そんな感じで過ごしていると、hrdさんが帰られるとのこと。まあもともと登るつもりがないとのことだったので、付き合わせちゃってすみませんねなどといって送り出した。
その後も普通に登っていたのだが、にわかに辺りが暗くなり突然の大雨。びしょ濡れになりながら回収し、慌てて帰途についた。
hrdさんは予知能力でも持ってるんですかね。
といわけで皆様、お付き合いありがとうございました。