前日までにかなり雨が降ったので、以前から気になっていた幻の滝、松籟の滝(しょうらいのたき)を確認しにいった。
雨が降った日に、長良川の対岸から金華山の山肌を眺めると滝が現れるらしい。これが松籟の滝だ。
幻の滝などと呼ばれているので、どんなものか見にいってみたいと思っていた。
岐阜公園の駐車場に車を停め、瞑想の小径コースを辿る。
標高180m付近の見晴らしの良い尾根付近から、東側の谷へ降りていく。
しばらく降りていくと、ドンピシャで滝の基部に到着した。
…多分これなのだろう。
直瀑部分は10m程度か?大滝というほどではないが、金華山の滝としてはかなり立派なほうなのだと思う。
途中完全にかぶっていて、登攀は無理だろう。
落ち口も確認したいと思い、右岸を高巻き。
これが意外と悪かった。ソロなので少し緊張。後ろを振り返ると、岐阜の街並みが美しい。初心者がいる場合はロープで確保しても良いかも。て言うか誰も来ないか。
落ち口を見下ろすと、下から見えていなかった斜瀑部分を確認できた。
この部分と直瀑の下の部分を入れたら20m程度だろうか。
この先も少し遡行してみた。
小滝をいくつか越えると、二俣付近で水流が消えたので、右岸の斜面を登って瞑想の小径に戻った。
その後は金華山の山頂を踏んで、馬の背コースを下降。