続 イボGの山

何者にも成れずただ登るのみ

御在所 20200223

kさんと御在所でドライツーリングをやった。

本当はこの連休で南岳西尾根に行くつもりだったが、天気が絶望的だったため潔くやめた。

 

御在所は2月と思えないほど雪がなく、景色は秋のようだ。鈴鹿スカイラインの通行止めも不要ではないだろうか。

 

前尾根の取り付きには大人数のパーティーがいた。

我々はP7のノーマルルートの左にある、今まで気づいたこともなかった細いクラックを登る。kさんが以前見つけたらしい。

リードするkさんは、アックスとアイゼンなのに動きはフリークライミングのようだ。流石。

僕はこういうのには全く慣れていないので、苦労しながらもなんとかフォローする。

 

P6は右横のクラックルートを登る。

ここは僕がリードしてみた。一段目のクラックは途中までそれっぽく登れたが、抜けが無理で右に逃げた。

問題は二段目のクラックで、全く登れない。何をどう引っ掛ければいいのか全くわからない。

結局諦めてロワーダウン。kさんにリードを譲ると、一段目の抜けは見たこともないアックス横挿しで抜け、件の二段目のクラックは簡単に抜けてしまった。理解不能だ。

フォローでなんとか抜けたが、無理やり抜けさせてもらっただけだ。

 

P6の最後のチムニーはアックスを使わずに簡単に登れた。

 

ここでP7の基部まで戻ることに。

P7のノーマルルートを僕が登って降りてくると去年善五郎の滝や奇美世の滝を一緒に登りに行ったkさんがいらっしゃった。やはり狭い世界だ。

最後にkさんが蛇の皮に挑戦。これはかなり難しいようで、苦労しつつも抜けていた。フォローで登ったがプロテクションをセットしながらこれを登るのは僕にはまだ非現実的だ。

 

慣れないドライツーリングで身体はバキバキになってしまった。翌日も登るつもりでkさんの車で車中泊したが、結局翌朝は解散することにした。

僕はそのまま瑞浪へ。

 

続く