続 イボGの山

何者にも成れずただ登るのみ

梨谷川 美ヶ谷 20210703

 

ほとんどの地域で雨が降る予報だったが、どうやら富山の方は良さそうだとのことで、以前から機会があれば行きたいと思っていた美ヶ谷に急遽行ってみることにした。

 

到着すると雨。

おいおい、話が違うのでは?まあ、地形的に激しく増水するようなこともないし、とりあえず出発。

 

歩き出すとすぐに止んでくれた。

 

入渓するが、結構藪っぽい

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しかし、すぐにナメ地帯。

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滝も出てくる。ヌメリが激しい。フェルト推奨。

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大滝

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フリーで抜けられるが、ヌメリ注意

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大滝を抜けると、大したところはない。

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地味になってくるが、実は地味に細かいクライミングをさせられる。

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稜線抜けると、巡視路を使って降りる。

見晴らしが良いところまで来たら行き過ぎ、ちょっと戻ると林道に降りる分岐がある。

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降りたら晴れた。

 

 

メンバー:妻、僕

 

 

猪谷 20210626

ずっと話題にはあがるのに、なぜかこれまで行けてなかった比良の猪谷へ。

 

メンバー:wakiさん、TBさん、僕

 

この日は忙しい。まずは猪谷を遡行、その後帰宅し焼肉を食べる、最後にバイオハザードリメイク版をクリアするというハードスケジュールだ。

なぜこんなスケジュールを立てたのか、そこに意味は無い。僕らはただ走り続けたかっただけなのだ。

 

まずは猪谷の遡行から。他の記録を見ると結構時間がかかっているものが多い。ただ、今までの経験から比良の沢がそんなに時間がかかるとは思えない。悩んだが8時に現地を出発できるようにしようということで、話は決まった。

僕の自宅に集合して、TBカーで出発。5:30。

 

 

村井フィシングセンターの先の路肩に駐車させていただき、出発。7:50。

歩き始めるとすぐに、地元に方に話しかけられた。猪谷は死者も出ているので気をつけるようにとのことだった。

 

一旦国道に出て南下、少し怖い空き家?の前の林道に入り、不思議な別荘地?を過ぎると、不気味?な廃車が停まっている。

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さらにこの林道を終点まで歩いて入渓。すぐにジャングルジム?を彷彿とさせる激しい倒木地帯へ。ここの巻きは山蛭地獄だった。

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なんだか不穏なモノにまみれた、怪しいスタートだ。

 

いざ異世界へ。

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ここからはほぼ全ての滝が直登可能。
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すごく楽しい。
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異世界ですか?いいえ天国です。
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比良らしくない泳ぎまで
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激アツシャワークライミング

 

 

核心の滝
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この滝は悪かった。
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TBさんが抜けられなかったら危ないところだった。反省。

 

標高660m付近の右岸側に杣道を発見したので、それを辿って尾根へ。

尾根にはなんと車が通れるような幅の道がついていて驚いた。おそらく林業用なのだろう。おかげで下山難易度はかなり低い。

 

あっという間に車にたどり着いた。11:40。

 

いつものくつき温泉に入って下道で帰宅。

自宅で洗濯等を行い妻も合流し、焼肉屋へ。17:30。

 

焼肉屋の帰りに、酒や食糧を買い込み、我が家へ。

ここからは時間は覚えていない。ただとにかく眠かった。いや実際寝た。

バイオハザードは結局ほとんどwakiさんが進めてくれた。wakiさんのゲーム集中力には驚かされた。さすが自他共に認めるゲーマーだ。そんなwakiさんは4:00に帰宅。

 

TBさん、妻、僕はそのまま就寝。翌日朝から再びバイオハザードを再開。結局クリアできたのは日曜の17時。

クリス、ジル、レベッカが揃ってヘリコプターで洋館から脱出する映像を眺めながら、僕たちはただ、拍手をした。おめでとう。そしてお疲れ様。感動した。

 

 

赤坂谷遡行-ツメカリ谷下降 20210612

鈴鹿のゴールデンコースへ数年ぶりにGO!

 

と言っても僕はほとんど覚えてないのですけどね。

 

メンバー:はじめましてのお二人とwakiさん

 

入渓

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本流
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すでに赤坂谷です
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トイ状
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右岸から
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明るい

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たのし
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ツメカリのゴルジュ
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本流へ戻る
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wakiさんの記憶力は凄まじい

 

 


8:50杠葉尾-9:10本流入渓-10:00?赤坂谷-12:30?尾根越える-13:10本流-15:00?下山完了

想像より暖かかった。

耳川うつろ谷 20210606

近所のAさん、TSちゃん、妻、僕で若狭美浜のうつろ谷に行ってきた。

 

この沢、記録も多いしガイドブックでもよく紹介されている有名沢なのだが、地形図で見る限りは全く魅力を感じない。

短いのは仕方ないとしても、岩やゴルジュっぽいマークは何一つ無く、等高線も緩やか。本当に遡行価値のある沢なのか疑ってしまう表現をされているのだ。

 

入渓地点は赤坂山の登山口にもなっており、下山はここに降りてくる。簡易トイレが2台おいてあり、車も数台止められる。

 

駐車地点からすぐに入渓するが、まずは堰堤が三基あるので全て右岸から巻く。

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最初の滝は釜を歩いて渡って左壁から登る。簡単。

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この滝は左岸から巻けるが、右壁をロープを出して登ってみた。せっかくハーネス付けたし。

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あとはもう、直登祭り!

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この滝は左から。ロープ出してみた。

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平凡となる。
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ガイドブック等では明王ノ禿方面に登るように書いてあるが、実際は明王ノ禿と赤坂山のコルに出るのが楽。

琵琶湖を一望。

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あとは赤坂山に登って登山道を下山。
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今回はやや寒かったが、盛夏はただただ楽しいシャワークライミングが楽しめそうだ。

地形図と地形の関係というのは本当に不思議なものである。

品又谷ギラ谷 20210605

なんとも不思議な名前の沢である。

一体何がギラついているのか、前々から気になっていた。

 

ちょうど一年前に訪れたが、その時は大滝見学まで。↓

坂内川水系ギラ谷(大滝見物のみ) 20200524 - 続 イボGの山

 

今回はその先を覗きに行こう。

 

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堰堤からスタート

 


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赤い橋がかかる二俣を右へ。


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最初の滝。シャワーで越える。


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すぐにギラ谷大滝


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登ってみようと思い、一段目に取り付くが、乗越しが悪い。パートナーとロープがあればなぁ。

 

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クライムダウンして右岸から巻く。結構悪い。巻き上がると大滝の上にトイ状の滝が。

まとめて巻いてもいいが、トイ状滝を近くで見たい一心で沢へ降りる。

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こんな滝だった。


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そのあとは特に滝は出てこない。

サザンの「HOTEL PACIFIC」を口ずさみながら歩く。※ヒント「ギラ」


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大きな広場に到着。先週の銚子洞の広場もすごかったが、ここもすごい。

 


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遡行を続けると、あっという間に林道に到着。


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謎の大きなケルンがあるところから尾根を下山。


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薄い藪漕ぎ


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赤い橋の二俣へ到着。

 

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遡行図も作成

 

結局何がギラついていたのかは分からずじまい。

ギラといえば、糸魚川は千丈峰の大ギラ、中ギラ、小ギラも気になるところだ。いつか行ってみたい。

 

メンバー:ソロ

 

板取川銚子洞 20210529-30

川浦渓谷の上流部にあたる銚子洞に行ってきた。

ルートとしては沢ノ又幕営地までのピストンで、泊まり沢としてはかなり余裕のある山行だった。

 

メンバー:wakiさん、TBさん、僕

 

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川浦渓谷沿いの道路を最後まで詰めると、謎のトンネルの箇所でゲートが閉まっている。

この辺りの路肩に駐車して出発。

我々以外にも何台も車が止まっていたが、銚子洞に入渓したのは我々のみだったようだ。

 

 

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ゲートを越えてしばらく歩くと、銚子滝トンネル。ここを通過する。

ちなみに、トンネルに入る前に川を覗き込むと…

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石門と呼ばれている箇所である。なかなかすごい光景だ。

 

 

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銚子滝トンネルを抜けるとトイレ。ただし使用不可。使われないまま放置されているようだ。

 

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このトイレ広場は日河原洞との出合。橋を渡って遊歩道へ。ここから銚子滝までは荒れた遊歩道が続いているので歩きやすい。(ただしヤマビルが多く生息している)

 

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30分くらい?で銚子滝。近づくと飛沫がすごい。遊歩道はここまで。

銚子滝は左岸の壁にフィックスロープがあるのでそこを登る。ロープはボロい。下山時は懸垂。ちなみにこの写真は下山時。

 

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そのあとすぐに2段20m。正面から見ると一段目しか見えない。ここも左岸の壁にフィックスロープあり。ロープはボロい。下山時は懸垂。

 

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この2条5mは右岸巻きだったかな…

 

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実は右壁から簡単に登れる

 

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右のトイ状を
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ワイド登りで

 

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左の穴から
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崩れそうで怖いところ

 

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わかりにくいけど25mほどの滝。幅広でなかなかの迫力。実は右壁が割と簡単に登れる。

下山時は左岸を巻き下って最後は補助ロープを木に引っ掛けて掴んで降りた。

 

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ボルダー的な岩の多いゴーロ地帯。

 

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ゴルジュ。泳げそうだが寒いので巻く。下降時は泳いだ。

 

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ゴルジュの抜け口に7m滝。まとめて巻く。

 

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いい雰囲気

 

二俣を沢ノ又方面へ。ちょっと歩くと素晴らしい幕営適地。

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大きなトチノキが目印。

 

翌日は同ルートを下降して完了。

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遡行図も作成。

 

 

局部をマダニに噛まれた話

暖かくなり、野山に行くと色々な生き物が活動し始める時期になってきた。

血を吸う生き物は色々いるが、マダニに噛まれたのは初めてだったので備忘録として残しておきたい。

 

初めに、この記事を書くにあたって、その部分をどう表すか腐心した。

局部といっても、今回は「袋」部分のことであり、色々な言い方はあるが、ここでは報道等で使われる「局部」という表現を使うことにした。

つまり、ここで言う「局部」は袋部分であると想像して欲しい。

 

 

さて。表題の件である。結論から言うと大事には至らなかったが、順を追って説明したい。

 

ことの発端は、4/10〜11の土日の豊田でのクライミングである。

僕はこの時、2本の5.11台を登るなど、非常に調子良く体が動いた。そして、なんの違和感を感じる事もなく、週末を終え月曜から出勤したのであった。週末に成果も出て、実に良い週の幕開けであった。

しかし既にこの頃、僕の局部ではマダニが皮膚を噛み切り、頭を突っ込んで吸血を始めていたのだった。

こう書くとおぞましいが、マダニは吸血を行う際に、ヤマビルと同じように麻酔物質を使ってその行為を悟られないようにしているらしく、僕自身は全く気づかなかった。

それにしてもヤマビルといいマダニといい、要らない配慮だよな、まったく。

 

異変を感じたのは月曜の昼くらいだったと思う。

局部にちょっとした痛みを感じる。例えるなら吹き出物ができたような痛みだ。

ただ、職場にいたので簡単には確認できないし、元々僕は肌が弱く吹き出物等ができやすいタチなので、全然気にしていなかった。

 

結局ここから僕は四日間も放置し続けることになる。つまり、痛みを感じながらも、風呂に入ってもトイレに行っても、目視すらしなかったワケだ。

その事を何人かの人に話したが、皆口を揃えて信じられないと言うのだった。肌トラブルが多い僕にとっては、しょっちゅう出来る吹き出物をいちいち全部確認するような習慣は無かったのだ。

 

しかし、木曜日(4/15)の午後、会社でトイレに入った僕は急にその痛みが気になり始めたのだった。別に痛みがひどくなったとかじゃないのだが、虫の知らせだったのかもしれない。いや、実際たしかに虫だったのだが。

 

会社のトイレの個室で局部の棒部分を持ち上げた僕は、袋部分の裏を目視した。

すると、今まで見た事のない白っぽいカサブタのようなもの(この時はこう思った)ができていた。大きさは5mm程度だろうか。

ぱっと見取れそうに見えたので、引っ張ってみると痛い。この頃になると、皮膚に頭を突っ込んだマダニはセメント様物質で周辺を固め、皮膚から頭が離れないようにしているらしい。これまた、おぞまし情報だ。そんなに僕の局部が良かったのか?お前にモテても仕方ないんだよ。

 

話を戻そう。その時はまだカサブタだと思っている僕は、なおも引っ張る。しかし引っ張りながら、ふと僕は思った。これってもしかして…?豊田でクライミングをしたことや、以前豊田でマダニに噛まれた知人の話などが頭をよぎる。ようやく「これはマダニかもしれない」という考えに至った瞬間、チクリとした痛みともにプチっという音を立てて「それ」が外れた。

 

手に取ったそれをひっくり返すと、複数の脚が動いている。やってしまった…

そう、噛まれて数日経過したマダニは、頭が皮膚に残る可能性があるため、自分で取らず、医療機関で処置してもらうべきなのだ。これだけは知っていた。

 

それにしても元気なダニである。置くと普通に歩いてやがる。

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↑僕の局部を襲ったマダニ

 

とりあえず、このマダニが他人に悪さをしてはいけないと考えた僕は、職場の駐車場で石を使ってマダニを擦り潰して殺害した。

 

後で妻に調べてもらってわかったのだが、感染症にかかった時に調べるために、血を吸ったマダニはフィルムケースなどに入れて保管するべきなのだそうだ。ぜひ覚えておいて欲しい。

ただ、一つツッコませていただきたいのだが、今の時代フィルムケースなんてどこにあるの?

 

それにしてもなんでこのマダニは局部にいたのだろうか?

当然岩場で局部を露出して過ごしていたわけでは無い。女子も居たし。そもそも男だけだったとしてもそんなことしない。

調べたところ、マダニは柔らかい皮膚を狙って噛むそうだ。つまり、推測だが足かなんかについたマダニが、僕の体を登って柔らかい局部にたどり着いて噛んだ。多分そんなところだろう。

 

 

とりあえずそれ以降は普通に過ごしていたのだが、とにかくその場所が痛い。目視してもどうにもなっていないのだが、触ると痛い。特にその場所をつまむと激痛が走る。

 

病院に行くべきことはわかっていた。だが、想像して欲しい。特に男性諸君。仮にマダニの頭が局部に残っていたとして、その処置のために局部を切開することになったら…

そう思うと全く病院に行く気になれなかったのだ。

 

しかし、噛まれてから二週間弱経過するというのに、全く痛みが引く気配がない。さすがにこれはまずいだろうと思い、覚悟を決めて病院に向かうことにしたのだった。

 

病院に行くにあたって、妻が近所の皮膚科の名医を教えてくれた。とりあえず女医でない事を確認する。「おじさんの先生だよ。めっちゃいい人」とのこと。

それは良かった。何年も前、痔の手術をした際に、妙齢の女性看護師に肛門の剃毛をされた屈辱は今なお忘れる事はできない。

 

病院に向かい、名前を呼ばれ診察室に入る。

状況を伝え、先程のダニの写真を先生に見せる。「この写真だけだと、頭がとれているかどうかなんとも言えないですねえ。裏の写真は無いの?」

これは、その数日前に生き物に詳しいwakiさんに写真を見せた時にも言われた事だ。残念ながら裏の写真は撮っていなかった。血を吸ったダニの写真を撮るなら、裏側も撮っておくべき。これも覚えておいて欲しい。

 

とりあえず患部を確認するとのことで、ベッドに寝かされ、局部をさらす。

先生は拡大鏡のような物をつかって、熱心に見てくれたが、ダニの頭が残っているかどうかはわからなかった。

 

結局先生の結論としては、化膿もしていないしとりあえずは大丈夫。あとは感染症だけが心配。潜伏期間は長くて一か月程度だから、それまでは注意しておく事。との事だった。

文章だけでは伝わりにくいが本当にいい先生だった。

 

結局それから一か月以上経過して今に至るわけだ。

感染症にかかった様子はないが、実はまだその場所は痛い。ただし、以前より痛みはかなり和らいだ。まあ、多分もう大丈夫だろう…

このまま痛みが自然と消える事を切に願っている。

 

後日談だが、僕がマダニに噛まれた数週間後に妻も背中をマダニに噛まれていた。

当日中取ることができたので、しばらくは赤くなっていたが、今は大丈夫らしい。

偶然かもしれないが、今年はマダニが多いのかもしれない。

 

皆さんもぜひ気をつけて欲しい。