続 イボGの山

何者にも成れずただ登るのみ

金華山かじか谷?(松籟の滝確認) 20210522

前日までにかなり雨が降ったので、以前から気になっていた幻の滝、松籟の滝(しょうらいのたき)を確認しにいった。

 

雨が降った日に、長良川の対岸から金華山の山肌を眺めると滝が現れるらしい。これが松籟の滝だ。

 

幻の滝などと呼ばれているので、どんなものか見にいってみたいと思っていた。

 

岐阜公園の駐車場に車を停め、瞑想の小径コースを辿る。

標高180m付近の見晴らしの良い尾根付近から、東側の谷へ降りていく。

しばらく降りていくと、ドンピシャで滝の基部に到着した。

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…多分これなのだろう。

直瀑部分は10m程度か?大滝というほどではないが、金華山の滝としてはかなり立派なほうなのだと思う。

途中完全にかぶっていて、登攀は無理だろう。

 

落ち口も確認したいと思い、右岸を高巻き。

これが意外と悪かった。ソロなので少し緊張。後ろを振り返ると、岐阜の街並みが美しい。初心者がいる場合はロープで確保しても良いかも。て言うか誰も来ないか。

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落ち口を見下ろすと、下から見えていなかった斜瀑部分を確認できた。

この部分と直瀑の下の部分を入れたら20m程度だろうか。

 

この先も少し遡行してみた。

小滝をいくつか越えると、二俣付近で水流が消えたので、右岸の斜面を登って瞑想の小径に戻った。

 

その後は金華山の山頂を踏んで、馬の背コースを下降。

笠置山ボルダー 20210515

毎年この時期、仕事なんかで日付を書いたりすると、ほんの少しだけ心が動く。

5.9、5.10、5.11、5.12、5.13…

デシマルグレードのような日付が進めば進むほど、どんどん世界が遠ざかる。クライマーであれば、そんな経験ありませんか?

 

そんなデシマル週間の最終日(?)にもかかわらず、敢えてのボルダーを行った。

 

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↑ボルダーマットの正しい使い方

 

この日やった課題↓

 

エルの岩

・エル 3級  再登

この日は最後のスローパーを使わずに登った。

wakiさんはこの日完登。

 

DHAの岩

DHA   3級 ×    

 意味不明

 

ウォールフラワの岩

・ウォールフラワ 3級 ◯

結構苦労した。トラバースで疲れる

・ウォールフラワの7級 ◯

悪い

 

ペネロペの岩

・ペネロープ 4級 ◯

一撃

・ペネペネ 3級 ×

二手出して終了

 

天むす岩

・にぎりめし 8級 ◯

 

トケビ岩

・トケビ 3級 ×

・トケビ岩の6級 ◯

怖い

 

アトム岩

・アトム 3級 ×

これも怖い

 

メンバー:wakiさん、妻、僕

笠置山プレジャーロック周辺 20210508

またプレジャーロック周辺へ

前日の雨がかなり心配だったが、行ってみるとなんとか登れる状態だった。

 

まずは、先日の石盤岩へ。

おちゃんこ座りでアップし、この日狙っていた同じ岩の「イエローオーカー」にトライ。

笠置山ライミングエリアのFacebookに以前投稿されていたトポには5.11bとあるが、先述のNSさんによると、その後簡単なラインが見つかって5.10cくらいになったとのこと。

 

2便目でなんとかRP。あ、でもセットしたカムを使ったからピンクポイントか。ところどころ濡れていて緊張した。確かに5.10cくらいだと思う。

 

おちゃんこ座りもイエローオーカーも面白いルートなので、ぜひ登っていただきたい。

 

その後、プレジャーロックに行き、前回の宿題イグニンブライトにトライ。

他のパーティの方がヌンチャクを掛けられていたので、声をかけてお借りする。

人も待たせているし、ヌンチャクも借り物なので、なんとか一発で決めたい。

際どい前半を登り切り、後半のクラックから被り気味のテラスへ上がる所で、かなり息があがってきた。自分でもわかるくらいに息が荒い。喉まで出かかった「テンション」という言葉をなんとか飲み込み。ムーブを起こす。

かなりギリギリだったが一便目でRPできた。

久しぶりに頑張れた事が妙に嬉しかった。

 

その後、何年も前に登ったヒミカもトップロープで触ってみたりもした。

 

そんな感じで場も成熟してきたので、駐車場に戻って気分を変えてボルダーでもすることに。

 

途中大岩の前で偶然NSさんにお会いしたので、ルートを教えてもらったお礼を伝える。

 

登ったのは笠置を代表する人気課題のエル。

久しぶりに登ったが、本当に良い課題だと思う。

 

雨で登れるかどうか怪しかったが、思った以上に登れて良い一日だった。

 

メンバー:ayさん、wakiさん、ADさん、TSちゃん、妻、僕

笠置山プレジャーロック周辺 20210504

ゴールデンウィークの最後に笠置山のプレジャーロックに行った。

 

数年ぶりに訪れたけれども、かなり多くの人で賑わっていて驚いた。

 

まずはプレジャーロックのタルトというルートを登る。5.9。初めて登った。

 

そのあと、立ち並ぶ5.11aでまだ触ったことのなかったイグニンブライトに3便ほど出すが、結局登れず…

 

人も多くなってきたので、プレジャーロックをあとにし、近くにあったスラブのルートをやってみた。

これは後で分かったことだが、ナバホ岩のインディアンサマーという5.10bだった。

 

本来ならカムとボルトを併用するルートだが、カムを持っていかなかったので、結構怖い思いをしつつ、なんとかOS。

 

そのあと、さらに少し降りたところにいくつかボルトの打ってある岩を発見。一番右端の見栄えのする逆層ルートに取り付いてみた。

最初、ホールドを見つけられず、テンションをかけながら登ったが、その後に登った妻によってホールドが発見され、2便目でRP。

 

山岳会のNSさんに確認してみたところ石盤岩、の「おちゃんこ座り」という5.10aだった。

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おちゃんこ座り↑

 

この日は多くの発見があり、非常に面白かった。

 

メンバー:hgcさん、妻、僕

白川ボルダー 20210503

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去年の秋、岐阜の白川町に新しいボルダーエリアができた事は知っていたが、やっと訪れることができた。

 

トポはスマホにLive Topoというアプリを入れて購入する。1400円くらいだったかな…

なんとも現代的なシステムで便利だ。

 

道の駅美濃白川ピアチェーレに設置されているポストに協賛金300円を支払うが、駐車場はここではない。

エリアは飛騨川沿いの右岸と左岸に分布しているが、右岸側と左岸側それぞれに駐車場がある。

詳しくはアプリを見ると良い。

 

まずは右岸側に行ってみた。

後で分かったことだが、おそらく人気があるのは左岸側で、右岸側は陽が当たりまくって暑い。冬なら良いのかもしれない。

 

この日はダムの放水でかなり増水しているらしく、残念ながら川沿いの岩は水没しており登れなかった。

色々歩き回った末、とりあえず「かかし岩」という岩の三級を触ってみることに。しかし全然できない。

 

気を取り直して、「意外とホールド無い岩」へ。

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これも意外とどれも難しく、とりあえず七級を登る。これも結構悪いような…

 

なんかどれも厳しいなあ…と思いながらすぐ隣の「良いハング岩」へ。

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軽い気持ちでタミーという二級を触ってみたら、何故かいきなりオンサイト。

え?これマジで二級?

 

その後、同じ岩の三級を触ったものの、先程のタミーより苦戦。なんとか3〜4トライくらいで完登。

その隣の四級は登れなかった…

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なんかグレードと逆な結果が出ている。不思議な体験だ。

 

ここで、一旦道の駅に戻り、野菜村チャオで蕎麦を食べる。

 

午後は左岸側へ。

ただ、こちらはとにかく大盛況でほとんど登れず。

アソビビ岩のオオグモ三級は2撃だったが、ウシオニ四級は意味がわからず敗退。

うーん、不思議。

 

最後に百春岩のリトミック四級とその隣の六級を触るが、ライン通り登れた?のかな…よく分からなかった。

 

 

エリアの印象としては、なんとなく難しい課題が多いように感じた。全部登ったわけじゃないので、もちろんまだ分からないけど。

水没していた岩もあるので、また訪れてみたい。冬の方が良いのかな?

 

メンバー:妻、僕。

 

帰宅して、庭でBBQ。

付知峡 高樽谷 20210501

僕のシーズン初の沢登りは付知峡へ

 

天気の影響で直前までなかなか行き先の決まらなかったチーム男澤ミーティング。

 

結局は定番の付知峡となった。

ryoさんと僕は高樽谷は初めてだ。

 

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まずは景勝地でもある高樽の滝からスタート。

wakiさんTBさんによると、いつもより水量は多いとのこと。

 

ちなみに、ランプの宿として有名な渡合温泉はこの林道をさらに奥に進んだところにある。

 

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付知は水が美しい


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明るい渓相がよし


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側壁の滝


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近くから見るとこんな感じ。


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左岸から巻く


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ゴルジュになっていく


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ゴルジュから見上げる。難しいところはないが、素晴らしい造形だ。


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水流左を簡単に登れる


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かっこいい


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昼焚き火。離れられなくなる。


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かっこいい!


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小さい石で支えられた巨岩


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林道が交差すると終了。

 

この林道を下降すると、入渓地点に戻れる。結構長い。二時間弱?くらいかかったか。

豊田霧山 20210410〜11

二日連続で久しぶりの岩場に行った。

 

数年ぶりに訪れたが、やはり面白いエリアだった。

以下、二日間で完登したルート。

 

名称不明(スネークラインの右) 5.10b

スネークライン 5.10c

名称忘れた(スネークラインの左) 5.10b

リフレイン5.10a

シュワちゃん5.11a

木登りロック5.11b

 

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お茶が自生している