続 イボGの山

何者にも成れずただ登るのみ

椿岩 20201003

色々迷って昼過ぎから椿岩に行った。

 

マタニティ、アスレチッククラブと登ってマタマタをやったら登れず。

 

前回(たった半年前)来た時にOSできたマリエンタールが抜けることもできず、かなりショックを受けた。

 

宮妻峡キャンプ場に宿泊。

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どうやら直火OKらしい。値段も一張千円という安さ。

 

メンバー:妻、僕

笠置山 20200926-27

山岳会のクラック講習会で笠置山に行った。

かなり久しぶり。

 

初日はいつもの大岩コケエリア?でプロテクションの講習やクラックの登り方を少しやったら、あとはみんな登りたい放題。

普通のクライミングを楽しむ会になった。

 

夜は創立記念会も兼ねていたので、キャンプ場で盛り上がる。

 

翌日は行ったことのない、カモシカエリア?だったかな?へ。

 

ルート名はわからんのですが、5.9のトラッドのフェースルートだと思って取り付いたルートがかなり悪くてびびった。なんとかギリギリフラッシュ。後で聞いたら5.10bだって。良かった。

 

5.10aの20mくらいあるトラッドルートは快適。

 

あとはワイドクラックもあったのでやった。

 

最後にパルムという、5.10aのクラックを。

ただ、結局RPできていない。

 

これは登っておきたい。

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↑かっよく撮ってもらったけど登れず。

大畠谷右俣(オバタキタン) 20200920-21

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今シーズンの初めにSさん、wakiさん、TBさん、僕で結成した「チーム男澤」。

どこか一発気合の入ったところへ行きましょうということで、多くの沢ヤの憧れの一つ、オバタキタンを訪れた。

 

詳細は下記に書いたので、興味がある方は読んでいただきたい。

20200920-21 大畠谷右俣 | 千種アルパインクラブ

 

 

ここでは、各地点のポイントや感想を…

 

・二段30m滝

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最初の難所。直登の記録もあるが、僕のような凡人には無理。

左岸巻き、右岸巻きの記録があるが、左岸巻きがメジャーっぽい。我々もそのセオリーに従った。

滝が見えなくなるまで戻ると、踏み跡っぽいものがある。30mの奥にもう一つ滝があるらしく、それもまとめて巻く。

踏み跡や歩きやすいところをうまく繋げば懸垂無しで巻ける。

 

・二連CS滝

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勝手にこのように呼んでいる。正面突破が厳しそうなチョックストーン滝が二つ連続している。

ここも左岸巻き。なるべく小さく巻いて、奥の滝の落口の真上あたりを目指す。

我々の時は懸垂支点が二ヶ所あった。支点が怪しい場合はハーケンなどを打ち足したりする必要があるだろう。ここから斜め懸垂で落口へ。

ちなみにこの懸垂支点は足場が悪いので要注意。落ちたら死ねる。上の支点の方が足場は良さそう。

 

・中間部のゴルジュ

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二連CS滝の手前にもゴルジュがあるが、こちらはあまり問題は無い。

二連CS滝の後のゴルジュは手前のゴルジュより少し手強い。

一個目の滝は右壁から取り付いて、水流をくぐって左壁から簡単に登れる。

二個目の滝は右壁を登る。ホールドが細かい。終了点は無いのでハーケンで構築した。

三個目は簡単だが泳いで取り付く。身体が冷えて辛いところだ。

四個目の滝は流心右側のリッジを登る。落口が悪い。ここもロープを出した。

そのあとのくの字の滝はシャワークライミング。寒い。

 

・二段40m

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右岸巻き。右岸のルンゼから入り、途中から右の草付きに入る。我々は少し上がり過ぎたので懸垂したが、うまくいけばここも懸垂せずに40滝の落口にある小滝の真下に出られるのではないかと思う。この小滝はフリーで簡単に登れるが、万一落ちたら40mを飛ぶので注意。

 

・右俣左岸スラブ

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どこでも登れそう。大体5ピッチくらいで登られているらしい。我々も5ピッチだった。

ピッチグレードはⅡ〜Ⅲ級くらいか?

登りの難しさより、浮き石、落石の多さが問題。他のパーティーがいる場合はフォールラインに細心の注意を払う事。殺されても文句は言えないくらい岩はもろい。

プロテクションはカムも使ったが、ほとんどハーケンだった。ハーケンが大量にあれば安心。イボイノシシは使わなかった。残置支点は全く見つけられなかった。

最後は草付きのリッジに出る。斜面を少し登って奥の藪尾根目指して、ルンゼをトラバース。場所を選べばロープは出さなくても大丈夫だと思う。藪尾根は歩いて河原まで降りられた。

 

・最後

開津谷を降らず、登山道下山のつもりなら1591mピークを目指してつめるのが良いと思う。

道なりに沢をつめると40mナメ滝があり、これはフリーで登れる。その後左岸側から15m程の滝がかかる流れが合流するので、それは登らずに左俣へ。その後すぐに水は枯れる。

藪漕ぎは一時間程度。そこまで濃くはなかった。

稜線に出たら後は登山道を4〜5時間で登山口へ。アップダウンが多く、なかなか疲れる。

 

・時期

早い時期は雪渓が残るので難易度やリスクが上がりそうだ。8月のこの辺りの沢はアブの猛襲に遭いそう。

やはり9月がちょうど良いのではないだろうか。

 

・装備

ロープ:50mロープ一本で問題無さそう。

プロテクション:ハーケンを多用。多めにあった方が安心。

靴:ラバーがバチ効きらしい。ただ、フェルトでも登れたので、クライミングシューズは無くて良さそう。

 

メンバー:Sさん、wakiさん、TBさん、僕(チーム男澤)

2020/9/21 晴れ
6:50大笠山登山口(即入渓)-7:50二段30m滝-9:10巻き終り-10:45二連CS滝-11:20巻き終り-14:00二段40m滝-14:55巻き終り-15:20二俣(夜中降水アリ)

2020/9/22 晴れ
6:30登攀開始-11:15巻き終り-13:00稜線-14:10大笠山分岐-17:20登山口着

天下峯 20200919

備忘録

 

メンバー:ADさん、妻、僕

 

ルート36

ビーフ

おたまじゃくし

シュガーカット

 

全てトップロープで。

 

秋になったと思っていたが、まだまだ暑く、蚊も多い。

他にも2パーティーほど登っていた。

比良 ヘク谷 20200912

比良 安曇川水系のヘク谷を遡行した。

 

googleマップで「ヘク谷」を検索すると、ヒットするほどの有名スポットだ。

 

コメントもつけられており、「一番好きな沢」「ここはたまらない」など好意的な意見が寄せられている。

 

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最初は平凡だが…


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登れる滝のオンパレード


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18mは登れず、左岸から巻く。容易。

 

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18mの後、滝が少し続き終了の雰囲気に…

 

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ヤブは薄い。

 

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最後は霧の稜線へ

 

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小女郎ヶ池

 

名前からしていわくありげだが、やはりこの池には悲しい伝説があるようだ。興味があればネットで調べてみて欲しい。簡単に出てくる。

 

池のほとりで休憩していたら、池の方から

「チリーン……チリーン……」

風鈴?登山者?などと推測していたが、結局分からずじまい。

 

まああれだけはっきり聞こえたので、この世のモノだと思うけど。

 

帰りは登山道を下山。

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5時間程度で終了。

ロープは使わなかった。

 

ヒルが多いので、車に乗る前にしっかりチェックすること。

 

メンバー:wakiさん、Mさん、僕

 

 

阿木川本谷 20200906

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中津川市阿木阿木川本谷を遡行した。

 

阿木川は、エンジョイ系の沢として有名らしいとのことだったが、恥ずかしながら僕は知らなかった。

 

コースは多くの人が辿っている、風神神社を出発して、林道と合流するまでのお馴染みのコースを選択。

 

前夜の雨の影響か、水は濁り、すごい水量だった。

おかげで、何でもないところが矢鱈と大変だ。

 

 

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↑ayaさんは基本的に水の中を歩く。沢ヤの鏡のような姿勢だ。

 

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↑今回初沢登りのADさん。楽しんでもらえただろうか。。

 

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チンダル現象幻想

 

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そういえば、タイヤが良く落ちてる沢だった。

 

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水量のせいで結構大変だった

 

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見事な側壁の滝

 

次は平水時に訪れたい。

 

メンバー:ayaさん、ADさん、妻、僕

wakさん欠席。ハーレム遡行。

 

粕川竹屋谷 20200905

今回も妻と揖斐の沢に出かけた。

 

以前から気にしていた沢の一つ、粕川西谷(竹屋谷)だ。

 

「小屋番の山日記」「大人の水遊び」等先輩諸氏が紹介している、周回コースを選択した。

すなわちこんな感じのコースである。↓

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尾根を越えて隣の支流に移り、さらに登って尾根を越えるというルートは、僕には思いつかない。

こんな発想ができるようになりたい…

 

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いい雰囲気


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ナメ


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ナメナメ


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ナメー


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美しい二条


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多段


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ナメくだり


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ナメ滝くだり


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駐車地

 

ナメが美しい良い沢。

ロープは出してないが意外に登攀要素もあり、面白い。ヒルもおらず、良いコースだった。

 

約3時間半で終了。

 

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帰りしな、「しま◯ろう」的なトラの看板が気になっていた「サンコック揖斐駅前店」へ。

天津飯は独特だが、うまい。

揖斐に行った時の定番にしたいと思った。

 

ちなみに大垣の本店は結構有名らしい。不勉強だった。